クラシックの運指に馴れるためのフレーズを考えてみました。クラシックの運指の最大の特徴は 動きを必要最低限にすることです。まぁ楽器全般に言えることかもしれませんが、ステージングを優先するロックギターではクラシックほど意識はしなかったのが本音です。
次の出番まで指を残しておくトレーニングフレーズ
ぶっちゃけこのフレーズ、見た目には簡単です。普通に弾いてしまうならウォーミングアップにもならないぐらいシンプルなフレーズですが、これに「次の運指の出番が来るまで指は残したまま」ってルールを加えるとすげー難しいトレーニングフレーズに早変わりします!カス鳴りは認めません。
最初に6弦1フレットに置いた人差し指は次の4弦1フレットの運指の時まで動かしたらダメです。 折り返し時の1弦2フレットに関しては小指のみを動かすこととします。ピッキングは親指のみで行います。できるだけ、ゆったりとしたテンポで行うのがこの練習のポイントです。
同じルールのアルペジオ版
同じようなルールで、次の運指まで指は動かしてはダメです。ピッキングは2弦が人差し指、1弦が中指、ベース音は親指のルールで行います。こちらのフレーズは弾ける範囲で、できるだけ速く弾くようにしてください。
両フレーズともにメトロノームを使うのを忘れないでくださいね!
クラシックギターの運指トレーニングへのコメント